Jawbreaker(1988-1996)、2003年に解散したJets To Brazil(1997-2003)のボーカルであったBlake(1967年生まれ)についてwikipediaに詳細な記事があった。これまで知らなかったことが詳細につづられ、Web2.0の代表格であるWikipediaも便利だなと思う今日この頃。Emo Rock、Post Rockの元祖として名前が挙げられることも多いJawbreakerだが、それはボーカルのBlake Schwarzenbachに負うところが多い。Jets To Brazilが三枚目のアルバムをリリースしてから、今頃、Blakeは何をやっているのだろうと思ったら、意外にもニューヨーク、マンハッタンにある市立大学であるCUNYのHunter Collegeで英語の教授になっている!! 経歴を見ると名門ニューヨーク大学(NYU)で学士を修め、Unfunをリリースした1991年にNYUで英文学で修士号を取得。なるほど、あの作詞も英文学をやっていたから書けたものなのかと一人納得。また、Blakeはビートニクス文学のジャック・ケルアック(『路上』、『地下街の人々』)のファンであり、Jawbreakerの名作3rdアルバム、”24 Hour Revenge Therapy”に収録されているBoxcarの曲ではケルアックにも言及しているとWikipedia書かれている。そういわれてみれば、なるほど、ビート文学にインスパイアされていてもたしかにおかしくはないなと再認識。大学院のゼミではどんな発表をしていたのだろうか?ビート的な発言でもしていたのだろうか。
Jets to Brazil解散後の2004年にはアメリカ大統領選挙のPunk Voterの影響を持つ一人となり、Punk Voterのウェブサイト上で、『帝国』というコラムを寄稿している。また、2002-2003にはNYUで反イラク戦争運動に連帯し、ワシントンスクエア(14thSt.)で涙をながしながら、反戦のスピーチを行っていたという記事には新鮮な驚きと未だにPunk Rockerだったのかという事実に涙。
個人的にお勧めアルバムはJawbreakerでは1st,3rdアルバム。メジャー移籍して批判された4枚目は個人的には良くない。
Jets to Brazilもニューヨーク、ブルックリンで結成されていたことも以外な事実。こちらはPunkRockはかなり影を潜め、かなりメロウかつpopな音楽。Blakeの内省的な人生観が吐露されているグレートpost rock music。三枚ともすべてはずれなし。
WEB2.0の代表でもあるWikipediaもこれだけ、世界中の人々が書き込むと膨大な情報のなかでも必要かつ正確な情報を手にいれられうる集合知としてのよいソースだ。その筋の権威ある者が責任をもって書き上げるテキストと比べ、編集が誰の手によって行われたのかが明確であるわけではないので、Wikipediaに記載されている各項目の情報の真偽がどこまで正しいのか読み手の判断に委ねられるという弱みがるにせよ、みんなが持っている知識を一つの共有知の一つの項目として存立させる優れたWeb2.0サービスだろう。次回はEastBay Punk RockのFifteen、CrimpshrineのJeff Ottoでも調べみようと思う。
Jawbreaker
Unfun (1990), Shredder Records
Bivouac (1992), Tupelo/Communion Records
24 Hour Revenge Therapy (1994), Tupelo/Communion Records
Dear You (1995), DGC (Big Blackのスティーブ・アルビニがレコーディング!)
Live 4/30/96 (1999), Blackball Records
Etc. (2002), Blackball Records
Dear You (Reissue) (2004), Blackball Records
Orange Rhyming Dictionary (1998)
Four Cornered Night (2000)
Perfecting Loneliness (2002)
三枚ともJade Tree(レコード、CDともに)からリリース。