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アメリカ金融破綻ーリーマン,AIG,GS

wallstreet宅バブルの余波を受けアメリカの金融諸機関の破綻が止まらない。9/14にアメリカ市場最大の64兆円の負債を抱えたまさかのリーマンの経営破綻によるチャプター11の申請。エンロン、WorldComと比べても負債の額が一桁違う。9/16、火曜日の夜にはアメリカ政府によるAIGの9兆円もの支援表明にも関わらずダウは反発せず。市場には関与せずが基本的な方針にもかかわらず、9兆円を支出しAIGの79.9%の株式を取得したが、残りの20%については配当も保護も表明せず、基本的な経営指針を与えなかっために、AIGの株価がその後も2ドル台を低迷。実質の世界トップの保険会社であるAIGが倒産。メリルリンチはバンクオブアメリカに買収され、これで、アメリカ第三位、第四位の証券会社が消えた。残るモルガンスタンレー、ゴールドマンサックスの株の大幅値下げも止まらない。シティバンクの株も連日のような値下げを記録。個人消費を煽った住宅バブルのつけが表面化し、金融機関の潜在的に抱えていたデリバティブ,CDS,Swapなどの負債が明るみになり、市場の信頼を失った。9/18, 9/19と空売り規制、RTC(整理信託公社)設立の動きというニュースによりダウが高反発したが、この負の連鎖は当分収まりそうもない。時が経てば波及していく企業も多い。ルールを曲げた政府の介入、金融システムの適正化を怠ったアメリカ政府、企業のつけは大きい。自由市場を通じた自由主義により富をアメリカに還元させるシステムの臨界。

「アメリカ合衆国は、そして今日ではいかなる国民国家も、帝国主義的なプロジェクトの中心となることはできない。帝国主義は終わったのだ。近代のヨーロッパ国家のような方法で、世界のリーダーになれる国はもはや存在しない。」(『帝国』ネグリ/ハート)

今後、世界経済システムはどうなることやら。


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